株式会社雑談

ターゲット層とのインタラクションを両立する情報設計

マイナビが運営する銀座のアート拠点「マイナビアートスクエア」発のポッドキャスト番組『アートの交差点 〜楽しむ・生きる・はたらくを共に考える〜』において、当社は番組の企画設計から制作・配信までを一貫して担当しました。
番組は2025年6月のトレーラー公開を経てスタートし、SpotifyおよびApple Podcastsで毎週月曜8:00に配信されています。

番組の想定リスナーは、美大・藝大生や若手クリエイター層を中心としつつ、幅広い年代の“キャリアの意思決定”に資する内容を志向しています。
各回では、アート領域の実践者をゲストに迎え、「アートとキャリア」や「アートを学ぶ若者たちのQ&Q」といったテーマで、学びと職能、制作と生活、将来設計に関する具体的な視点を引き出す構成としました。

制作面では、番組コンセプトの策定、シリーズ構成とコーナーデザイン、主にポッドキャスターを対象としたキャスティング支援、収録・編集、各配信プラットフォーム向けの配信運用、番組要約とメタデータ提出、問い合わせ導線の設計までを包括的に実施。

配信にあたっては、番組サイト／SNSと連動した告知用画像の制作から、フォームを用いたリスナーからの「問い」収集など、リスナー参加型の運用設計も組み込みました。
これにより、配信アーカイブの継続性と、ターゲット層とのインタラクションを両立する情報設計を実現しています。

番組プロフィール

『マイナビアートスクエアがお送りする「アートの交差点〜楽しむ・生きる・はたらくを共に考える〜」この番組は、アートとキャリアにまつわる様々な風景を声でつなぐ、音声プログラムです。いま、まさにアートに励む学生や、現役で活躍されるクリエイターのリアルな声と共に、アートの「いま」を見つめ、「これから」を考える時間を、お届けします。』

ゲスト一覧

冠 那菜奈（アートメディエーター）
西山 萌（編集者）
髙田 清花・速水 理彩／『藝大生の再生するラジオ』
原田 進歩・江口 海里／『デザインシテン』
岸本 佳子（BUoY 代表、芸術監督）
ドミニク・チェン（情報学研究者、早稲田大学 教授）
生田 綾（CINRA 編集長）・南 麻理江（編集者）／『聞くCINRA』
内沼 晋太郎（ブックコーディネーター）／『本の惑星』
遠藤 文香（写真家）

コーナー紹介

「あなたとわたしのQ＆Q」
アートに関わる学生・若手・実務者の"リアルな悩みや問い”をきっかけに、パーソナリティがテーマを立てて短く深掘りする参加型コーナーです。
制作・発表・学び・仕事・お金・キャリアの分岐など、現場で直面しがちなモヤモヤを、“答え”ではなく“問い”として言語化し、次の一歩のヒントにつなげます。

「アートキャリア・ダイアログ」
あらゆる職能につき、現場で活躍するあらゆるゲストの、キャリアの転機や実務のリアル、現在の関心を立体的にうかがうインタビューコーナーです。
多様なロールを横断しながら、「楽しむ・生きる・はたらく」が交差するエピソードを浮き彫りにして、リスナーのキャリア選択や生き方に対するヒントを共有します。